知っていますか?子ども用車いす
子ども用の車いすがあることをご存知ですか?バギータイプの子ども用車いす(介助型車いすの1種)は、大きさや見た目がほとんどベビーカーと変わらないため、ベビーカーと誤解されてしまい、電車やバスの車内で折りたたむよう周囲から非難されてしまったり、車いすが入ることができるはずの場で必要なサポートを受けられなかったり、様々な困難を強いてしまう場合があります。
折りたためません
子ども用車いすは、構造や素材もベビーカーよりずっと頑丈にできています。車体が折り畳めないものも多く、畳めるものでも片手で簡単に持ち運べるようなものではありません。子どもを片手で抱っこして、車いすを畳んで荷物を持って移動することは困難です。
重量があります
ベビーカーは、重量が1キログラム未満のものも多くありますが、よく似ている子ども用車いすは軽くて6から7キログラム。重いものは、数十キログラムを超えるものもあります。また、障がいによっては人工呼吸器や吸引器などの医療機器を荷物台に載せていることも多いです。そのため車体を持ち上げて大きな段差などを越えることは非常に難しいです。
子ども用車いすマークもあります
「子ども車いす」や「子ども用車いす」などと表示したマークを付けている方もいます。
子ども用車いすを見かけたら?
街なかで見かけたら、温かく見守りましょう。
困っている様子が見られたら、声をかけてみましょう。
※3歳ごろまではベビーカーを車いす代わりに使い、そこから車いすを使う場合もあります。病気や障がいが理由で、子ども用車いすがないと移動できない子ども達が使用しています。みなさまのご理解、温かい配慮をお願いいたします。
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