セアカゴケグモに注意! 岩国市

セアカゴケグモとは

オーストラリアを原産地とするクモで、を持っています。(メスのみ) 毎年 米海兵隊岩国基地周辺で調査と駆除が実施されています。

基本的におとなしい性格であり、攻撃的ではありません。セアカゴケグモやその巣を素手で触るなどしない限り、咬まれることはありません。

地面近くに特徴的な形の巣を作り、巣本体や、巣から垂れ下がった捕虫糸にかかった昆虫などを食べています。

巣を作る場合、暖かく、昆虫などの餌が豊富な場所、適当な隙間のあるところを好みます。

(植木鉢、プランターの裏、エアコンなどの室外機の裏、庭に置いた靴の中 など)

セアカゴケグモの巣は、普段良く見るような円形のものではなく、不規則な形をしています。また、粘性が強いため、落ち葉などのゴミがよく付着しています。

外来種(特定外来生物)であり、2019年8月現在、45都道府県で確認されており、未発見地域は2県(秋田・青森)のみです。

特徴(成熟したメス)
体長は約0.7~1.0cm(脚部を除く)
全体ほとんどが光沢のある黒色で、腹胸部の背面(背中側)に赤色の帯状模様がある。
腹胸部の腹面(お腹側)に砂時計のような形の赤色の模様がある。
セアカゴケグモと考えられるクモを発見した場合
見慣れないクモを見つけたときは、絶対に素手で触らないでください!

駆除するとき
触らないで、市販の殺虫剤を噴霧するか靴で踏み潰してください。
卵(卵のうという、数百個の卵の入っている袋)には、殺虫剤の効果が薄いため、しっかり踏み潰すか焼却してください。
咬まれたときの対応
セアカゴケグモに咬まれた場合、はじめは針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。余分の毒を水や石けん水で洗い落とし、すみやかに医療機関にご相談ください。
※ 可能なら、咬まれたクモを殺してから医療機関に持っていってください。
※ アレルギーのある方は、医療機関にその旨を伝えてください。

対策方法
屋外で作業をする時には、軍手など手袋をしましょう。
不用意に側溝などの隙間には手を入れないようにしましょう。
クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。

(「環境省・岩国市 ホームページ」より)

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