若かりし日、大阪の御堂筋の銀杏の落ち葉の絨毯を歩いた記憶の中で銀杏が好きでした。当時歌手の坂本スミ子さんが歌っていた、「御堂筋のたそがれ」の歌詞の中で「銀杏並木の御堂筋を肩を並べて二人きり・・・」御堂筋のたそがれを歌った歌や映画「楢山節考」で当時40代で実年齢を30歳近くも上回る老女を演じるにあたり前歯を4本削り、歯のない役作りをした、坂本スミ子さんを思いました。 横山の岩国城登り口では、大きな銀杏があり朝早く銀杏を拾う方をみかけます。銀杏は外側が熟すと枝から落ちて強烈な臭いを発しますが、良く水洗いをして、中の種を天日干しして、ホウロクで煎って食べます。(昔の話です。) 料亭では松葉に刺した銀杏で2粒位しか出ません。あと茶碗蒸しなどにもはいっています。また横山では近くの障害者施設の方が毎朝一時間位清掃しています。銀杏も役に立っているのです。でも私は植えなくて良かったと思っています。あんなに大きくなる銀杏、また落ち葉でこの時期たいへんです。


早朝の銀杏



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