市民公開講座が2月21日の土曜日の午後岩国市民会館で開催されました。
「障害者の就業について」の講演で山口県障害者就業センターの山口氏の講演に続いて社会福祉士の吉浦氏の「親亡き後の暮らしを考える」をテーマに開催されました。
講演は、「岩国市高齢障害課」が講演を「岩国手をつなぐ育成会」に依頼して今年度(平成26年)最後の講演でした。障害者就業支援センター蓮華のセンター長であります藤中さんの挨拶で進められ山口氏による山口県障害者就業支援センターの場所や事業内容についての説明があり、具体的な支援の流れや、障害者を使用する企業側もジョブコーチ等を通じて個人、一人ひとりに適した指導や訓練などきめ細かい障害者就業支援活動を行っている様子がわかりました。黒子に徹して必ずしも就業に結び付かない事もあるそうです。
平成17年に自立支援法から現在の総合支援法に変わり、時代も福祉から就労に時代の流れの変化の中で、障害者の尊厳を守りながら山口県内で昨年度160名以上の方が障害者施設から一般企業に就職されたそうです。家庭内の生活習慣の改善なども指導して就職活動に取り組んでいます。
つづいて「親亡き後の暮らしを考える」の演題で社会福祉士の吉浦氏の講演がありました。
家庭環境や障害の内容、悩み等同じ例はないし、悩みに軽い、重いもなく全て重いものと感じている。自分だけで心配事を抱えこまず、思い切って親族や回りの人や色々な機関に相談してみる事で何をしたらいいかが解ってくるそうです。法定後見人にも補助と補佐があり、任意後見制度もあります。任意は公正証書契約と後見監督人の選任(家庭裁判所)などがあります。判断能力が十分なうちに信頼出来る方に決めておく事も大切です。良く考えないと、メリット、デメリットがあるので必ずしも良いことばかりでは無いようです。
考え過ぎても取り越し苦労ばかりで、悩み過ぎるよりは、成る様に成ると気楽に考える事も必要だと感じました。人生思い通りに行かないのも人生じゃないかと思いました。

発達障害者就業支援カリキュラム 職場適応援助者(ジョブコーチ)
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ジョブコーチ ジョブコーチ支援のイメージ

 



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